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Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.0

Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.0 【注意】 この文書は、2008 年 12 月 11 日付の W3C 勧告「WCAG 2.0」 (原文は英語)を、情報通信アクセス協議会の「ウェブアクセシビリティ基盤委員会 (WAIC)」が翻訳と修正をおこ…

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Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.0 【注意】 この文書は、2008 年 12 月 11 日付の W3C 勧告「WCAG 2.0」 (原文は英語)を、情報通信アクセス協議会の「ウェブアクセシビリティ基盤委員会 (WAIC)」が翻訳と修正をおこなって公開しているものです。この文書の正式版は、あくまで W3C のサイト内にある英語版であり、この文書には翻訳上の間違い、あるいは不適切な表現が含まれている可能性がありますのでご注意ください。 【注意】この文書にはより新しいバージョンが存在します: Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.1 [目次] Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.0 W3C 勧告 2008 年 12 月 11 日 このバージョン: http://www.w3.org/TR/2008/REC-WCAG20-20081211/ 最新バージョン: http://www.w3.org/TR/WCAG20/ 前のバージョン: http://www.w3.org/TR/2008/PR-WCAG20-20081103/ 編集者: Ben Caldwell, Trace R&D Center, University of Wisconsin-Madison Michael Cooper, W3C Loretta Guarino Reid, Google, Inc. Gregg Vanderheiden, Trace R&D Center, University of Wisconsin-Madison 過去の編集者: Wendy Chisholm (until July 2006 while at W3C) John Slatin (until June 2006 while at Accessibility Institute, University of Texas at Austin) Jason White (until June 2005 while at University of Melbourne) 規定に対する修正が含まれている場合があるので、この文書の errata もあわせて参照。 翻訳版も参照できる。 この文書は、次の規定ではないフォーマットでも入手できる: Alternate Versions of Web Content Accessibility Guidelines 2.0 Copyright © 2008 W3C® (MIT, ERCIM, Keio), All Rights Reserved. W3C liability, trademark and document use rules apply. 概要 Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.0 は、ウェブコンテンツをよりアクセシブルにするための広範囲に及ぶ推奨事項を網羅している。 このガイドラインに従うことで、全盲又はロービジョン、ろう又は難聴、学習障害、認知障害、運動制限、発話困難、光感受性発作及びこれらの組合せ等を含んだ、様々な障害のある人に対して、コンテンツをアクセシブルにすることができる。又、このガイドラインに従うと、多くの場合、ほとんどの利用者にとってウェブコンテンツがより使いやすくなる。 WCAG 2.0 の達成基準は、技術に依存しない検証可能なものとして記述されている。特定の技術において達成基準を満たすためのガイドについては、達成基準を理解するための一般的な情報とあわせて、別の文書群として提供している。イントロダクション及び WCAG の達成方法や教育に関する資料については、Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) Overviewを参照。 WCAG 2.0 は、1999年5月に W3C 勧告として公開された Web Content Accessibility Guidelines 1.0 [WCAG10] の後継となる仕様である。WCAG 1.0 又は WCAG 2.0 のいずれか (あるいは、その両方) に適合することは可能だが、W3C はコンテンツを新規で制作する場合及び既存のコンテンツを更新する場合には WCAG 2.0 を用いることを推奨する。又、W3C は、ウェブアクセシビリティに関する方針や政策においても、WCAG 2.0 を参照することを推奨する。 この文書のステータス この節では、この文書の発行された時点でのステータスを説明する。この文書が、他の文書によって置き換えられている場合もある。現行の W3C の発行文書及びこのテクニカルレポートの改訂版は、 http://www.w3.org/TR/ にある W3C technical reports indexで参照可能である。 これは、Web Content Accessibility Guidelines Working Group が作成した Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.0 W3C 勧告 である。 この文書は、W3C 会員、ソフトウェア開発者、及びその他の W3C グループや関係者によってレビューされており、ディレクターにより W3C 勧告として承認されたものである。安定した文書であり、参考資料として用いること、他の文書で引用することができる。勧告の作成における W3C の役割は、その仕様への関心を引いて、広く普及させていくことにある。これにより、ウェブの機能及び相互運用性の向上につながる。 WCAG 2.0 には、規定ではない関連文書の Understanding WCAG 2.0 及び Techniques for WCAG 2.0 がある。それらの文書には、WCAG 2.0 自体が有する正式なステータスはないものの、WCAG の理解及び実装に関する重要な情報を提供している。 ワーキンググループへのコメントは、 online comment form を使って送っていただきたい。もしそれができない場合は、 [email protected] 宛に電子メールで送信することも可能である。 archives for the public comments listは誰でも利用可能である。WCAG 2.0 の勧告に関して寄せられたコメントにより、このバージョンのガイドラインを変更することはできないが、 errata あるいは WCAG の将来のバージョンに反映されることはある。又、コメントに対して、ワーキンググループが正式な返答をする予定はない。WCAG WG mailing list discussionsは一般に公開されており、この文書に関して寄せられたコメントについては、ワーキンググループが将来的に対処することがあるかもしれない。 この文書は、W3Cの Web Accessibility Initiative (WAI) の活動の一環として作成されたものである。 WCAG Working Groupの目的については、 Web Content Accessibility Guidelines Working Group Charterに記載されている。WCAG Working Groupは、WAI Technical Activityの一つである。 この文書は、5 February 2004 W3C Patent Policyに則って運営するワーキンググループによって作成された。W3C では、ワーキンググループの成果物に関係する public list of any patent disclosuresを管理しており、そのページには、特許を開示するにあたっての指示も記載されている。 Essential Claim(s)を含んでいると思われる特許について知識のある人は、 section 6 of the W3C Patent Policyに従ってその情報を開示しなければならない。 イントロダクション この節は、参考情報である。 Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.0 は、ウェブコンテンツを障害者にとってよりアクセシブルにする方法を定義している。アクセシビリティは、視覚、聴覚、身体、発話、認知、言語、学習、神経の障害を含む、広範な障害に関係している。このガイドラインは、広範囲に及ぶ事項を網羅しているが、障害のすべての種類、程度、組合せからくるニーズを満たすことはできない。また、このガイドラインは、加齢により能力が変化している高齢者にとってもウェブコンテンツをより使いやすくするものであるとともに、しばしば利用者全般のユーザビリティを向上させる。 WCAG 2.0 は、ウェブコンテンツのアクセシビリティに対して、様々な国の個人、組織、政府のニーズを満たすような共通の基準を提供することを目的として、W3C processに従って世界中の個人及び組織の協力のもと作成されている。WCAG 2.0 は WCAG 1.0 [WCAG10] をふまえ、現在及び将来の様々なウェブ技術に広く適用できるように設計されており、自動テストと人間による評価の組合せによって検証できるようになっている。WCAG のイントロダクションとしては、Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) Overview を参照。 ウェブアクセシビリティは、アクセシブルなコンテンツだけではなく、アクセシブルなウェブブラウザやその他のユーザエージェントにも依存している。そして、オーサリングツールもウェブアクセシビリティにおいて重要な役割を担っている。ウェブ開発やインタラクションを構成するこれらの要素が相互にどのように関係しているかの概要については、以下を参照: Essential Components of Web Accessibility User Agent Accessibility Guidelines (UAAG) Overview Authoring Tool Accessibility Guidelines (ATAG) Overview WCAG 2.0 ガイダンスのレイヤー WCAG を用いる個人や組織は実に幅広く、ウェブデザイナーや開発者、政策立案者、調達担当者、教師、及び生徒などが含まれる。これらの人たちの様々なニーズに応えるために WCAG 2.0 では、原則、一般的なガイドライン、検証可能な達成基準、十分な達成方法、参考達成方法、及びよくある失敗例を示した豊富な文書群を含む様々なレイヤーのガイダンスが、事例や参考リンク及びコードとともに提供されている。 原則 - 最上位には、ウェブアクセシビリティの土台となる四つの原則がある: 知覚可能、操作可能、理解可能、及び堅牢 (robust)。あわせて、Understanding the Four Principles of Accessibilityも参照。 ガイドライン - 原則の下にあるのがガイドラインである。12のガイドラインは、様々な障害のある利用者に対してコンテンツをよりアクセシブルにするためにコンテンツ制作者が取り組むべき基本的な目標を提供している。これらのガイドラインは検証可能ではないが、コンテンツ制作者が達成基準を理解し、より適した達成方法を用いることができるように、全体的な枠組みや全般的な目的を提供するものである。 達成基準 - 各ガイドラインには、検証可能な達成基準が設けられており、デザイン仕様検討、調達、基準策定、及び契約上の合意などにあたりその要件や適合試験が必要となる際に WCAG 2.0 を用いることが可能である。様々なユーザ層や状況からくるニーズを満たすために、三つの適合レベルが定義されている: A (最低レベル)、AA、AAA (最高レベル)。WCAG のレベルに関する補足情報は、Understanding Levels of Conformanceを参照。 十分な達成方法及び参考達成方法 - WCAG 2.0 文書自体にあるガイドライン及び達成基準それぞれに対して、ワーキンググループは達成方法についても広範囲にわたって文書化している。達成方法は参考情報であり、二つのカテゴリに分類される: 達成基準を満たすのに十分な達成方法と参考達成方法である。参考達成方法は、個々の達成基準の要件を上回るもので、これらの達成方法を用いることで、コンテンツ制作者はガイドラインに対してより良い対処をすることができる。参考達成方法の中には、検証可能な達成基準によってカバーされていないアクセシビリティの問題に対処するものもある。よくある失敗例がある場合は、それも文書化されている。Sufficient and Advisory Techniques in Understanding WCAG 2.0も参照。 このガイダンスのレイヤー (原則、ガイドライン、達成基準、十分な達成方法及び参考達成方法) はすべて、コンテンツをよりアクセシブルにする方法に関するガイダンスを…